映画ボヘミアンラプソディを見てきました。ツイッターで評判良かったんでぼちぼち見に行こうとは思ってたんですよね。
見終わって
で、早速だけどまず一つだけ言わせてください。
ボヘミアンラプソディで締めないんかい!!!
タイトルになってるくらいだから絶対にラストはフルで流すんだろうなと思ってたら、ショーマストゴーオンが終わった後、普通にIMAXの宣伝が流れたのでそこが一番ビビりました。「ええー!?ラストこの曲なの!?」って。
ボヘミアンラプソディで締めないんなら、映画のタイトルは「フレディ・マーキュリー」もしくは「QUEEN 」で良かったんじゃないかなー?唯一不満に思ったのはそこでしたね。
それ以外はもう大満足でしたね。フレディの歌声がIMAXの大音量で聴けただけでもう最高に幸せでした。映画で流れた歌声はほぼ本物のフレディの声を使ってるらしいけど僕には違いがわかりませんでしたwごめんなさい。
フレディがバイセクシャルってことは知ってたんですけど映画であんなにがっつり描写するとは思わなかった。匂わす程度かなあと思ったら男同士で熱烈なキスシーンは出るわ、途中フレディがショートカットになったシーンでメンバーから「ゲイっぽい」って普通に言われてて笑いましたw
そして、終盤の喧嘩別れしたバンドのメンバーと和解して、自分がエイズだと告白した場面。あのシーンは思わず涙腺が緩みました。
そこから畳み掛ける激アツのチャリティーコンサートは病気とブランクの影響でクオリティが落ちていたはずの声帯を従来以上のベストコンディションに戻して観客に披露した最高のシーンでした!ただ、やっぱり冒頭でも言ったけど、
ボヘミアンラプソディをあのシーンでフルで歌って欲しかったw
出会い
僕が初めてQUEEN を知ったのは中学1、2年生の頃です。平日の朝、目覚ましで部屋のコンポからボヘミアンラプソディが流れてきたのがQUEEN との最初の出会いでした。父親が昔からQUEEN ファンで、僕が起きる時間にこっそりと部屋に入ってCDをかけたらしいです。
夢と現の狭間で初めてその曲を聴いた時思ったのは「なんかおとなしいけど綺麗な曲だなあ」です。ただ、こんな静かで穏やかな曲が流れてまた眠くなるなあ・・・起こす気あるのか?と思いかけてたその時にオペラ調に曲が激変して衝撃が走りました。
え!?え!?なんだこの曲!?こんなすげえ曲聴いたことねえぞ!?
この時の記憶は今でも鮮明に覚えています。中2という人生で一番多感な時期にこんなカッコいい曲を聴いてしまい、それからしばらくはずーっとQUEEN のアルバムばっかり聴いてました。けど、友達にQUEEN を知っている人が1人もいなくて、クラスで好きな歌の話題になった時の孤独感が半端なかったことも鮮明に覚えてますw
あと、僕はその当時、唯一誇れるものとして、この世で誰よりも歌が上手いという自負があったんですけど(中学の頃の若造の根拠ない自信なんで許してくださいw)、初めてこの人の歌声には絶対に敵わないと思った人はフレディでした。
歌とダンスの総合力ならマイケルジャクソンでしょうけど、歌声のみで選ぶなら音楽史上No. 1は間違いなくフレディ・マーキュリーだと今でも思ってます。
推しが生きている奇跡
そんなきっかけでファンになったフレディがすでに他界してるって聞いた時はショックだったなあ・・・。
思えばエイズって病気を知ったきっかけもフレディからだったかもしれません。フレディって見た目が筋肉質で健康そうな写真しか見たことなかったんで、こんな元気そうな人でも耐えられないくらい大変な病気なんだ、と中坊ながら恐怖を感じました。
今何気なくファンで夢中になってる存在もあと半世紀ぐらいたてばだいたい引退もしくは他界してるわけです。そう考えると今自分にとってのスターが現役で活躍している姿を見れるってものすごく貴重なことなんだなあと思います。
だからこそ、今後また自分の琴線に触れる何かに巡り合った時は、躊躇わずファンとして応援していきたいと思っています。あとで後悔するのはご免ですからね。
さてと、それじゃあ今日は久しぶりQUEEN のアルバムを聴きながら寝るとしますか。
ここまで読んでくれてありがとうございました。
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