鬼滅の刃 無限城編 第一章 感想

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感想

一言で言うと「夢のよう」でした。こんなことがあっていいのかというくらい。

無限列車編の時も思ったんですけど、初回の上映時間に席に着いてから「・・え?今からマジで始まるの?」「今から無限列車編一気に見れるの?」「これ見終わったとき無限列車編終わってるの?」「そんなことあっていいの?」※今回(無限城編)は途中までだけど。

そんな感じで上映が始まるまで現実感がなくて頭がフワフワしてました。

無限城ってこんなに広かったんだ

最終決戦の舞台である無限城。開始直後からその超絶作画に腰が抜けた。

原作では対して広く感じなかった無限城が、アニメではその名にふさわしく、まさに無限に広がる広大な世界と化していました。

映画を見終わった後、パンフレットの初回限定版を買ったんですが、無限城の作画について「絵素材が完成している前提でも10年はかかる」と書いてあって、「でしょうね!」と(笑)。

※その後、現場の努力により現実的な時間に大幅に短縮されたとのこと。

声優変わったかと思った

しのぶさんの声が以前と違うように感じたんですよ。

今までは内包されていた鬼への怒りの感情が、今回はもう全面的にあふれ出しているような声。

だから童磨と遭遇してしばらくの間「あれ?しのぶさん声優変わった?」と勘違いしてました。ただ、次第に「あ、ちがう。声優は同じだ。怒ってるんだこれ。しのぶさんめちゃくちゃ切れてるんだ」と気づきました。

これは後でパンフレットでしのぶ役の早見沙織さんのインタビュー読んで「ああ、おれの解釈間違ってなかった」と安堵しました。

すべてはこのシーンのために

無限城での猗窩座との戦いは、この回だけブログで原作の文字起こし&感想を書いてたくらい好きです。

無限列車編からずっとこの日が来るのを待ってたから、原作連載当時は毎週ワクワクしながら読んたなあ。今後どんなに人生が辛くても猗窩座のラストシーンをアニメで見るまでは生きようと思った(ガチで)。

炭治郎にとって最大の宿敵は鬼舞辻無惨だけど、読者にとってはリアルタイムで活躍を追っていた煉獄さんを殺した相手である猗窩座に対してのヘイトのほうが大きかったと思うので、鬼滅の刃読者が長い間待ち望んでいた戦いなわけです。

原作では3人が狭い室内で戦っているような描かれ方だったのが、先ほどお伝えした通り、アニメでは超絶作画の広大な城内を縦横無尽に駆け抜けるバトルアクションに生まれ変わってました。

すごい!本当にすごい!・・けどさすがにやりすぎじゃないかこれ(笑)。いや、義勇さんそこまで吹っ飛ばされたらもう戻ってこれないだろ(笑)とか、急に壁から水噴き出してきて鳴女どうした!?(笑)とか、ここは冷静に見返すとツッコミどころが多い(笑)。いや、戦ってる3人は至って真剣です。

猗窩座の懐古強襲~最期の流れは原作でも何度も読んで毎回ボロボロ泣いた。これがアニメになったら俺の涙腺はどうなってしまうんだと当時から思ってました。そして無限列車編で猗窩座の声が石田彰さんということが分かり、瞬間、「あのラストシーンを石田さんがやるんかーーーい!」と顔のにやけが止まらなくなりました。

猗窩座→狛治の少年時代の声。これも石田彰さんが演じてるんだよね?いやすごいね。しのぶさんとは別の意味で同じ声優さんとは思えないくらい声が違う。ちゃんと少年期の声質になってる。

ラストシーンはもうお察しください。てかこれ読んでる人はもう見てるよね。なぜ猗窩座の声に石田彰さんが選ばれたのか。すべてはこの時のためにあったんだと思います。

余談だけど、連載当時、狛治が恋雪に「今日行けなくても来年も再来年も花火は上がるからその時いけばいいですよ」と言った来年からコロナが流行して来年も再来年もしばらく全国で花火が見れなくなったことを覚えてます(笑)。やい!見れなかったじゃないか狛治!この役立たずの狛犬が!!(台無し)。

というわけで感想おわり!

善逸と獪岳の話は気が向いたら追記します。

雑談

『劇場版「鬼滅の刃」無限城編』第一章 猗窩座再来。いやタイトル長えわ!!

ドラクエ8の「空と海と大地と呪われし姫君」くらい締りが悪いタイトルだなあと当時告知見た時思いました。

ただ、共通して言えることは肝心の中身。クオリティが尋常ではない素晴らしい作品だったという点です。

いや、正直最近かなり冷めてたんですよ。自分の中で鬼滅の刃に対しての感情が。原作終わってから早5年。テレビアニメ、劇場版無限列車編の社会現象を経て気が付けば誰もが名前だけは聴いたことがあるような国民的作品に。連載当時の「大衆には受けなそうだけど自分だけの宝物に出会ったような気持ち」。いつも通る道の陰日向に咲く一凛の花がいつの間にか高嶺の花になっていたような気持ち。いや最初からまったく手の届かない距離なんですけどね。自分で書いててキモい(笑)。

あと、正直に言うと劇場版無限列車編が良すぎて、そこで一旦自分の中で鬼滅のピークを迎えてしまいました。(原作もすでに完結してたし。)その後の遊郭編、鍛冶の里編、柱稽古編ももちろん面白かったんだけど、やっぱり敵キャラの魅力がね。妓夫太郎と堕姫はまだよかったんだけど(エロいし)。猗窩座が圧倒的に魅力的すぎた。刀鍛冶の里も玉壺キモいし。真の姿はさらにキモいし。半天狗は最後の一番若い奴はカッコ良かったけど全体的に中途半端なんだよな。恋柱の甘露寺さんがいなかったら華がなくて危うかったと思う。

柱稽古編も面白いけど原作が短すぎてアニオリの尺稼ぎが多いから微妙。あんなにあからさまにアニオリ入れたの柱稽古編が初めてだよな。無限城を3部作にするために柱稽古編の扱いに困ったのが伝わってくる。無惨が産屋敷邸へ侵入するシーンも尺稼ぎだけどあれはよかった。柱稽古編のエンディング曲ストーリーと合ってなくね?と思ってたけど無惨のテーマだったわけね。あのシーンですべて帳消しできた。

とまあ、そんな無限列車編以降テンションが下がり気味だった私の心にもう一度心の炎を灯すには十分な熱量を持った「鬼滅の刃」無限城編第一章でした。やっぱり鬼滅の刃は面白いですね。

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