第1部 覚醒
俺の名はごん。気付いたら俺は地下牢にいた。
どうも記憶が混濁していてはっきりしない、なんで自分がここにいるかもわからない状態だ。
だが、慌てても仕方がない。こう言う時はまず落ち着いて、自分のしたことを記憶のかけらを頼りに呼び覚ましていくのが一番だ。
直近で覚えてる光景はたしか・・・そう猟銃を持った男が俺の目の前に立っていた。
「ごん、お前だったのか・・・いつも栗をくれたのは」
そう確かそいつはそう呟いていた。これを覚えていたから俺は自分の名前がごんだと言うことも覚えていたんだ。
だけど、その言葉を聞き終わるか否や、もうどうしようもなく眠くなって意識が保てなくなったんだ。
そして意識が飛ぶ最後の記憶は、銃口からの青い煙と硝煙の香り。
・・・そうか、俺は・・・
全てを察したゴンだったが、依然としてここがどこかは分からずじまいだった。
第2部 転生
「目覚めなさい ごん 身体はなくなりましたが お前の魂にはまだ使命が残っているのです。」
誰かの声が聞こえた気がした。とても懐かしいような、全てを知っているような威厳と穏やかさを持ち合わせたような声だった。
「皮肉にも今日 お前と同じ名前を持つ人間が 地下牢に拘留されています。その人の身体を借りて そこに集まる人々をもてなすのです。」
俺が・・・なぜ?・・・なんのために・・・?
「そして知るのです あなたのこの世界での使命を・・・!」
まってくれ!あなたは!
はっ!
夢だったのか?
いや、違うこの格好は・・・。この場所は・・・。
俺のはもうごんではない。
カル◯ス・ゴーンだ。
お疲れ様です。たけしです。いや、前置き長えわ!戻ってこれなくてどうしようかと思ったよ。
去る2018年の年末、12月30日夜10時からの主催イベント「ごーんぎつね集会」の感想です。
ちなみにこれ自分で思いついた時一人で笑ってましたwドラクエ10はこんなアホな企画も実現できてしまうんですねえ。
時すでに遅しですが、この企画、大晦日にやってれば除夜の鐘の「ごーん」って音とイベント名がシンクロしてなおさら面白かったと思うんですけど思いつきませんでした。悔しい!もう二度とできません。
すでに二人の参加者が。常連の金髪の子に至っては8時半から待ってたそうです。イベント開始の90分前からです。完全に常軌を逸してます。
彼女、主催をビックリさせるためにクソイベにはいつ早めにスタンバイするそうです。
十分ビックリしました。どうか正気を取り戻してください。
少しづつ人数が増え始めてきました。心なしか来る人のテンションが低い気がするのは気のせいでしょうか。
完全にヤバい奴を見る目で主催者を見る参加者のみんな。でもなんとなあくドレアにケモノっぽさとかスーツで来てくれてるところに愛を感じました。カラフルなのはもう知らんからな。
イベントスタート時刻になったのでいよいよ地下牢でごんとごーんたちの夜会が始まりました。
「ごん、お前だったのか・・・いつも栗をくれたのは」
「ごーん、お前だったのか・・・いつも日○の株をくれたのは」
「お前がごーんか」
「いや、俺こそがごーんだ」
「私がごーんだったの?」
「もうこれで 終わってもいい だから ありったけを」
「ゴン、お前だったのか ピトーの顔面を潰したのは」
開始5分でイベント用のチャットは出尽くしました。ここからが本当の地獄です。
途中から参加した人たちはイベント会場で全滅しているごんぎつねとごーんを見ながらしばし立ち尽くし、意を決したようにまた1人としかばねに加わって行きました。
やっぱクソイベ参加者はイベントへの覚悟が違うわ
「ごんぎつねってどんな話だっけ?」
知らん人もいるんやねえ、小学生の国語の教科書でだいたい通るけどそりゃまあそうかw
実際俺も途中の話はまったく記憶がありません。
「おっ母って死んじゃったんだよねえ」
ああなんかちょっと覚えてる。
「兵十って途中ですげえ殴られてなかった?」
そうだっけ?w
というような意外とごんぎつねの話も普通に盛り上がりました。なんだこれw
ちなみにクソイベ名物やること無くなった時の記念撮影ですが、終始みんなぶっ倒れてて一回も全員立ち上がらなかったんで、全滅してる写真が今回の集合写真です。
途中やっぱり悪いかなと思って一応「立って記念撮影したい人はいますかー?」って聞いたら全員シカトされました。
なんで黙るの?
イベント通して少しは仲良くなれたかなあと言う終盤のこのタイミングでシカトはさすがみんなわかってるなあw
最終的に30分イベントのはずが謎の我慢大会が始まって終わった時には日付が変わってました。この時間までインするのめっちゃ久しぶり!
というわけで雑ですけど昨年のラストイベント「ごんぎつね集会」の感想でした。
そして年始はの最初のイベント「正月太りダイエット大作戦!」はすでに告知しております!暇だったら来てね!
ここまで読んでくれてありがとうございました!
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