仕事以外の会話ができる環境
同期が一人退職してしまいました。
僕と同じ今年の2月に入社して研修明けの4月からお互いテレワークで仕事をしていたのですが、先月の下旬から定例ミーティングに全く姿を現さなくなったんですね。
その後数日たっても音沙汰がなく、どうやらチームリーダーも連絡が取れていないことが分かり、これはただ事ではないぞという雰囲気になってきた。もしかしてコロナウイルスに感染して入院してるんじゃないかと僕は思った。救急車で運ばれて重症化してそのまま連絡が取れない状態なんじゃないかと。
結局週末まで誰も彼と連絡はとれず、心配しながら休日を迎えることになった。
休日明けの月曜日の朝に緊急の全体ミーティングがあった。普段はミーティングに出てこないお偉いさんが話し始めた。
「非常事態宣言が出て以来、東京本社よりテレワークに移行し、まだ環境に慣れない中、毎日業務に励んでいただき本当に感謝しております。ただ、本日はとても残念なお知らせがあります。先週から社員の一人と連絡が取れなくなりました。結果、業務規則にのっとり社員の自宅訪問を行いました。」
全体ミーティングは人数が多いからWebカメラに顔は出さないけど、おそらくこの話を聞いた時、僕の同期はみんな同じ顔をしてたと思う。
彼のことだ。
結論を言うと彼は普通に家の中にいたらしい。コロナでもなんでもなく健康体だったとのこと。
ではなぜ急に出勤しなくなったのか。
急にやる気がなくなったらしい。
えぇ～～・・・・。
結局彼はその場で解雇となった。テレワーク用に貸し出されていたノートパソコンも没収された。いや、ノートパソコン借りパクしたままフェードアウトする気だったんかい！(笑)。
正直話を聞いても信じられなかった。というか未だに信じられない俺がいる。めっちゃ真面目に仕事に取り組んでたのに。
こういう時一番辛いのは本人だろうけど残された人もまた辛い。なにかできることはなかったんだろうかと自分を責めてしまう。ただ、もし逆の立場だったらどうだろう。おそらく俺も同期の誰にも話さずひっそりと辞めていたんじゃないかと思った。
パソコンは返すけど。
辛い時に辛いって言えるほど同期メンバーの間で信頼関係が出来上がってなかったんだと思う。そういう意味では研修直後にテレワークになったことが遠因ではあるんだろうな。
こっからは俺の独断と偏見だけど、彼はおそらく身近に話し相手がいなかったんじゃないかなと思った。アパートで一人暮らし。穏やかで物静かな人。それが研修中に彼と話した印象。
やっぱり仕事できる人って息抜きも上手い。自分自身いろいろため込んじゃう性格ってのは分かってるからうまく体調管理していかないとなあと改めて思った突然の出来事でした。
仕事は適度に頑張っておふざけはドラクエでしましょ。
終わり。
おまけ
本人自覚症状ないのにこんなこと言われたらめっちゃ怖いやん
このチャット来る前はもっと今回の記事内容重かったんだけど余計心配されそうなのでごっそり削りました。
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