今日もまた代わり映えのない、ごくありふれた一日が始まる。
そう思っていた。
おはよう伊之助ー！！
さわやかな朝だぞー！！
・・・・・・
おーい！いい加減起きろーｗ！！
起きないとおいてっちゃうぞーーｗ！！
・・・・・・
・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・・
死んでる・・・・！
伊之助 死す
享年？さい
だがオレたちは おまえの愛と勇気を 永遠に忘れることはないだろう
心にお前の魂を刻みこみ・・・
さよならは突然に
伊之助の訃報は直ちに隊士たちへ伝えられた。
訃報を聞き、多忙のところ急遽駆けつける隊士たち。
あまりに突然の出来事に言葉もない一同。
続々と集まる隊士たち。
彼が好きだった食べ物をお供えして生前の彼を偲ぶ。
猪頭少年は天ぷらが好きだったんだってな・・・
こんなことしかできなくてごめんな伊之助。
霊前にもかかわらず踊りだす人も現れた。
人は受け入れたくない事実に直面したとき思いがけない行動をとることがある。
そこには死人の顔を笑顔で踏みつけにするカナヲの姿もあった。
どうでもいいの＾＾
すべてが＾＾
サイコパスじゃん
ある者は歌い、ある者は踊り（←このDQ構文大好き）
今は亡き友に思い思いの祈りをささげる。
悲しみ方が一人ひとり癖が強すぎる気もするけどそれもたぶん愛情の裏返しなのだ。きっとそうだ。
ゴメンネ・・ヨワクッテ・・・
！！！
なんということでしょう。
そこにはいつも通り元気いっぱいの伊之助の姿がありました。
やったー！みんなの祈りがつうじたんだ！
きっと愛の力がうまい具合にアレしてアレになったんだ！
いやーやっぱり最後は愛の力だなあ。
愛は良いよなあ愛は。うんうん、愛は良いよ＾＾（いいよなおじさん大好き）
というわけで主催の早とちりで伊之助は生きてました。テヘ♪
けれど、今回の件で変わり映えのない日常がいかに尊いものかを思い出すことができ、隊士たちもまんざらでもない様子でした。
一番早く駆けつけてくれたマドカさんと伊之助から見て一番気持ちがこもってたリッツさんに賞金をお渡ししておしまい！
俺のためにこんなにたくさん・・・！！
俺をこんなにホワホワさすんじゃねええ！！！
よかったなあ伊之助！香典は喪主のおれがちゃんともらっておいたからな。
おわり
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